コンセプト – Y-SAPIX Global Campus

グローバル化によって日本の子どもたちを取り巻く教育環境は大きく変化し、国内のみならず、世界中の高校・大学への進学が現実的な選択肢になりつつあります。Y-SAPIX Global Campus（YGC）では、みなさんの可能性を世界に広げるための多彩なプログラムを提供しています。

YGCでは、少人数制対話型授業を通じて思考力と表現力を鍛え、自ら問いを立て、自らのチカラで解を導くことのできる能力の養成を目指します。「論理的思考力の育成」「対話力の向上」「自国の文化・社会と世界の多様性の理解」の3つを教育方針として、プログラムを進めていきます。

YGCの3つの教育方針

【論理的思考力】 Cultivating Logical Thinking and Critical Analysis Skills: 　大学進学にあたってはハイレベルな思考力が要求されます。YGC の双方向型授業では、自ら問いを立て、考え、討論することで、論理的思考力を育みます。固定観念に囚われず、他の生徒の意見を吸収することで、新しい考え方や視点を持つことができます。

【対話力】 Nurturing Communication Skills: 　英語でのコミュニケーション力やプレゼンテーション力を養い、まずはスムーズに「会話」ができるよう鍛えます。そして、将来海外の舞台で活躍できるよう、相手の価値観や意見を踏まえたうえで自分の想いを発信する「対話力」を培うことを目指します。

【多文化理解】 Enhancing Global Cultural Understanding and Appreciation: 　海外では様々な文化背景を持つ学生たちと共に学ぶことになります。その時に重要となるのが多文化を受け入れる力です。日本の文化・歴史・社会等に関する教養を深め、さらに、他国についての様々な知識を身につけることで、世界の多様性への理解を深めます。

YGCの指導メソッド

YGCはSAPIXで実践されてきた指導メソッドを取り入れ、All English授業の中で、英語で考え、表現する力を伸ばします。

Interactive Lesson（双方向型授業）: YGCでは、英語でのディスカッションやディベートを授業の柱としています。単に会話を目的とした英語ではなく、適切な文法や英語表現を用いて意見を交わすことで、英語運用能力を高めるとともに、思考力と表現力を磨く授業を行っています。

Original Materials（YGC独自の教材）: YGCでは、小説やテキストと併せて教師が作成したオリジナルの教材を使用しています。予習・復習ができるよう、各クラスの難易度に合わせて構成されたワークブックや毎回の小テストで、多角的に英語力を伸ばします。

Productive Skills（書く力を養成）: YGCの対面クラスでは、文章を紙に書くことを前提としています。実際に手を動かし、自分の考えを整理しながら文章を書くことにより、アウトプットの能力を伸ばすとともに、正確なスペリングの定着を図ります。

Preparation/ Review（予習・復習）*: YGCの授業は、一部予習が必要なクラスがあります。これは教師やクラスメートとの活発な議論ができるよう、事前に準備してもらうためです。また復習はどのクラスでも必須です。例えばエッセイの課題では、宿題・添削・フィードバック・リライトの一連の流れをたどることによって、高度なWriting Skillを身に付けられるよう指導しています。
*Preparation(予習)は、SAPIXの指導メソッドに加え、YGCが独自に取り入れている指導方針です。

教師紹介

海外での滞在経験が豊富な、日本語と英語のバイリンガル教師およびネイティブスピーカーが授業を担当します。
　
英語がネイティブに話せるだけでなく、複数の国の文化を現地で体験している教師が指導することで、多文化理解を促進させる指導が可能です。また、授業以外の学習相談や進路相談は日本語で行うことができるため、英語にまだ自信のない方も安心してご相談いただけます。