国内外に関わらず、進路の決定は将来の夢や目標をイメージすることから始まります。
目標や夢が明確に定まっている人も、いまは模索中の人も、将来の選択肢を広げるために、まずは海外の大学進学の特徴やメリットについて理解しておきましょう。
海外大学で広がる世界
未来の選択肢
もしも、将来大学で身につけたい学問を学ぶ環境が日本の大学にあるのなら、無理に海外大学を目指す必要はないかもしれません。しかし、その環境が日本の大学になかったら、あるいは、より優れた学習環境が海外の大学にあったとしたらどうでしょう。
大学進学を考える際に、日本の大学に加えて海外大学も同列に目指すことができれば、みなさんの未来の選択肢が大きく広がります。
多文化理解
海外では様々な文化背景を持つ学生たちと共に学ぶことになります。
食事や住まい、道徳、宗教など、日本では当然だったことが、進学先では異なることを認識することで、世界の多様性への理解を深めることができるでしょう。それは、これからのグローバル社会において必ず役に立ちます。また、自国の文化・歴史・社会を再認識することにもつながり、自分自身と向き合う良い機会にもなります。
身につく力
海外での大学生活を通じ、世界中の人々と対等に意見交換ができるコミュニケーション能力や表現力を養うことができます。
留学の目的は「英語力の向上」という人もいますが、留学や海外大学進学で身につく力は英語力だけではありません。米国の大学では1、2年生の間に自分の専攻以外の一般教養も学習するため、幅広い教養を身につけることができます。また、教授による講義だけでなく学生同士のディスカッションも行うため、論理的思考力も養うことができます。
就職
グローバル化が進む中、何事においても世界に目を向けることが必須となってきており、日本においても多くの企業でグローバルな人材が求められています。
米国では、バイリンガルな人材を求めている世界中の企業が200社程度集うキャリアフォーラムが、毎年ボストンで開催されています。