★Arizona アリゾナ州
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今回はアメリカ南西部に位置する「アリゾナ州(Arizona)」をご紹介します!
アリゾナ州は、アメリカ本土では最後(48番目)にアメリカの州として昇格しました。州都はフェニックス、面積は全米6位の約30万km2で、およそ日本全体の面積から北海道を除く面積と同じくらいの大きさを誇りますが、人口は約640万人で大体千葉県と同じくらいです。アリゾナ州には豊かな自然が織りなすスポットが多く存在します。
アリゾナ州にはアメリカを代表するスポット、「 グランド・キャニオン」があります。大自然が作り出した壮大な峡谷が400km以上に渡って広がる景色は圧巻です。
また、アリゾナ州中北部の街、 セドナも有名です。かつてはネイティブ・アメリカンが聖地として崇めた土地でした。セドナは美しく雄大な赤い岩(レッド・ロック)が広がる景色、温暖な気候、爽やかな空気と水、太陽の日差しが癒しを与えてくれ、パワースポットとして人気を集めています。
また、アリゾナ州とユタ州にまたがるパウエル湖やモニュメント・バレーなども広く知られる観光地です。
もう7年も前の話になってしまいますが、2008年のアメリカ合衆国大統領選挙で現大統領のバラク・オバマ氏と対決した共和党 ジョン・マケイン氏は、アリゾナ州選出の上院議員です。初のアフリカ系アメリカ人大統領として日本ではオバマ氏が注目を集めていましたが、マケイン氏は所属する党の枠を超えた活動で「一匹狼」と呼ばれ、アメリカ国内での強い支持があります。オバマ氏に敗北した際の敗北宣言は名演説と評判ですので、是非チェックしてみてください。
今年4月、アリゾナ州、ニューメキシコ州、ユタ州にまたがる先住民居留区ナバホ自治区で、全米初の「 ジャンクフード税」が導入され、話題になりました。これはファストフードや炭酸飲料、スナック菓子など塩分、油脂の多い食品に2%の税を上乗せするというものです。ナバホ自治区へのジャンクフード税の導入には生鮮食品店の少なさや低所得者が多く住むなどの背景があるものの、この税の導入で消費者の行動が変わることや、健康な食品へのアクセスが増えることが期待されています。
世界でもジャンクフードが広まったことによる健康への悪影響が懸念されています。いつか世界規模でジャンクフード税の導入が広まるかもしれませんね・・・
アメリカを旅する機会があれば、是非大自然の恵みを体感しにアリゾナを訪れてみてほしいと思います。今までに見たことのない、壮大なスケールに圧倒されることでしょう!