2月14日(日)、小学生から高校生、保護者の方を対象に「YGCグローバル教育講演会」を実施しました。アメリカよりフィリップス・エクセター・アカデミー前校長のThomas E. Hassan氏をお招きし、海外大学に入学するために必要な力などについてご講演いただきました。悪天候にもかかわらず、多くの方にご参加いただきました。
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アメリカの大学進学・出願について
Hassan氏による講演は、YGC英語教師の松本先生より日本語訳を交えた対談形式で行われました。非常に多くの方にご参加いただいたため、映像教室を含め4教室での実施となりました。前半は、大学の選び方、出願の心構えや奨学金制度などアメリカ大学進学の基礎知識をご講演いただきました。アイビー・リーグ校や難関大学以外でも年々出願者数が増えているアメリカの大学ですが、一番大切なことは十分にリサーチを行った上で自分自身に合った大学を選ぶこと。そのためには中学生、高校生のうちから将来何をしたいかを考え、明確な目標を立てることが大切であり、そうすれば大学選びも自然とこなしていけるとのことでした。
後半は、アメリカ大学への出願プロセスや課外活動、エッセイのポイントなどについてご講演いただきました。アメリカの大学では学業だけではなく、スポーツや芸術活動に従事していることが重要視され、課外活動は大学入学審査に大いに影響します。スポーツ大国のアメリカではスポーツで大学の奨学金が付与されるケースが多く、議論の的になるほどだというお話が特に印象的でした。またエッセイに関しては、正直に自分と向き合うことが大切です。何事にも当てはまりますが、楽して抜け道を探そうすると結局は遠回りすることになるので、出願プロセスも正直に熱意を持って挑むことが一番の近道だそうです。
映像教室でもメモを取りながら熱心に聞いている方が多く、海外大学進学への関心の高さが伺えました。
参加者の声
- 入学に対するプロセス等について具体例も交え大変参考になりました。貴重なお話しをありがとうございました。
- ボーディングスクールの前校長で、大学のアドミッションにも関わったHassan氏のアドバイスは経験に基づいたお話で、分かりやすかったです。
- 内申書(transcript)に対する重要度を知ることができて、良かったと思います。
- 今からでも出来ることがたくさんあることが分かりました。とてもよい焦燥感を与えていただきました。