8月21日(日)、「米国ボーディングスクールフェア」を実施しました。米国の名門ボーディングスクール(寄宿制中等教育機関)の卒業生・在校生による学生団体、Boarding Schools Alumni of Japan (BSAJ)の方々によるプレゼンテーションおよび各ボーディングスクールの個別相談会を実施しました。
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ボーディングスクールについて
第一部では、ボーディングスクールの基礎情報、実際の生活や学習の様子、卒業後の進路などについて、6名のプレゼンターによる説明がありました。
現在ボーディングスクールに通っている高校生は、以下のようなハードスケジュールで日々の生活を送っているとのことでした。ディスカッションやグループワーク中心の授業の様子や、実際に行っているスポーツや芸術の活動、寮でのトラブル、学校のイベントなど在校生ならではの体験談を聞かせてくれました。
6:00 | 起床。宿題を終わらせ、朝食、身支度 |
8:00~ | 授業×4コマ |
11:50~ | 昼食/クラブ活動 |
13:30~15:05 | 授業×2コマ |
18:30~ | 夕食 |
19:30~ | スタディーホール(2時間) |
21:30~ | 小休止をはさみつつ勉強 |
23:15 | 消灯 |
続いて、卒業生によるプレゼンテーションでは、ボーディングスクール生活を振り返りながら学んだことを話していただきました。英語以外の強みを見つけられたこと、選択肢が多い中で自分に合った選択をし、その選択に自信を持って取り組めるようになったこと、多様な価値観を受け入れる寛容性が身についたことなど、ボーディングスクールを通じて多くのことを学び成長した様子が伝わってきました。
最後は、ボーディングスクール卒業後の進路について話していただきました。ボーディングスクールでは大学受験のサポートが充実しており、大学の選定から細かな受験指導まで頼れるアドバイザーがついてくれるとのことでした。また、大学卒業後の進路としては、大学院への進学や、外資系投資銀行やコンサルファーム、IT企業などへ就職する人が多いようです。
「3、4年間で急成長したい方や、世界各国の友達を作り、いろいろな経験をして次のステップに進みたい方にとっては恵まれている環境だと思います。」「皆さんがこのプレゼンを通してボーディングスクールについて知ることができ、ボーディングスクールへの進学を少しでも考えていただければ、BSAJとしては大変うれしく思います」とプレゼンテーションを締めくくりました。
個別相談会
第二部の学校ごとの個別相談会では、以下の13校が参加しました。各ブースに多くの参加者の方々が集まり、熱心にお話をされていました。
- Stevenson School
- Emma Willard School
- Groton School
- Milton Academy
- St. Paul’s School
- The Lawrenceville School
- Rabun Gap-Nacoochee School
- Brooks School
- The Webb Schools
- Northfield Mount Hermon School
- Westover School
- St. Johnsbury Academy
- Canterbury School
参加者の声
- 普段なかなか聞けない、日本人学生の現地での体験を聞けて本当に参考になりました。
- 皆さんの発表が堂々としていてとてもわかりやすく、大変感銘を受けました。
- 漠然としたイメージから、留学について具体的に考えるきっかけとなりました。ありがとうございました。