TOEFL iBT® 2026年1月からの改修
ETS® (Educational Testing Service) は2026年1月より、TOEFL iBT® テストに関していくつかの改修を行うことを発表しました。主な変更点は以下の通りです。
テスト形式・内容について
- Reading、Listeningセクションにおいて、アダプティブ方式を導入
- 受験者が自身のバックグラウンドに関わらず関連性を見出せるようなトピックを厳選して使用
1. のアダプティブ方式とは、受験者のレベルに応じてテストの難易度がリアルタイムで調整される形式のことです。2. については、より実社会に即したアカデミックなトピックが出題されるようになると発表されています。「すべての受験者が英語力を公平に証明できるチャンスを持つべきだ」という考えのもと、受験者の国籍や文化的背景がテストスコアに影響を及ぼすことを避ける狙いがあります。
テスト結果について
- スコアレポートには、1〜6の新しいバンドスケールと、従来の0〜120スケールの両方を表示
- テスト受験後72時間以内にスコアを受け取れるようになる
1. の「1〜6の新しいバンドスケール」は、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)の6段階に直接対応します。2. については、これまでは最短でも受験日から4日後だったので、結果が一日でも早く必要な受験者にとってはありがたい変更と言えるでしょう。
上記の他にも、新たな学習サポート教材の提供や、受験手続きの簡素化などの改修が予定されています。TOEFL iBT® はこれまでも、テスト時間短縮 や 受験料改定 といった変更が行われています。受験を予定している方は、常に最新の情報をチェックするようにしましょう。
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[参考]
ETS JAPAN プレスリリース 参照日:2025年6月5日
ETS JAPAN プレスリリース 参照日:2025年6月5日
※TOEFL®はETSの登録商標です。このコンテンツはETSの検討を受けまたはその承認を得たものではありません。