Glocal Project 中間報告会
2015年11月8日(日)、GCI代表の桑名由美氏、今年GCYSに参加したGCI Scholarsの松崎真子さんと重政英彦さん、彼らのメンターの方々、そしてYGCスタッフが集いGlocal Project中間報告会が行われました。
重政さんは、メンターであるYGC 松本先生と教育格差というテーマのもと、経済的理由から塾などに通えない子どもたちが大学受験で不利にならないようにするにはどうすれば良いかという問題に取り組んでいます。桑名氏のご紹介により行政に携わる政治家の方にお話を伺ったり、低所得層の子どもたちの大学受験を支援するプログラムを行っている方に相談をしたりと積極的に活動しており、大学入学後には母校の中学校でご自身のGlocal Projectを実行したいと宣言していました。
松崎さんは自身の通っている高校で、生徒たちの芸術作品に校内の誰もがアクセスし、観賞や共有ができるよう、ウェブページを立ち上げようと考えています。他の生徒たちに自分たちの作品を多く知ってもらい、学校内での芸術活動を推進するためにこのプロジェクトを立ち上げました。メンターの関美和氏は広告代理店や外資系投資銀行でのキャリアや、翻訳家、大学の准教授としての豊富な経験に基づいて様々なアドバイスをされていました。
最後に参加者全員で会合を行いました。桑名由美氏のご主人で投資顧問会社の代表取締役である桑名英一郎氏、また同社の共同最高運用責任者であるMichael D. Stephenson氏、OECD(経済協力開発機構)東京センター所長の村上由美子氏、さらに昨年SAPIX YOZEMI GROUPからGCYSへ参加したGCI Scholarの瀧川晃弘さんも加わり、総勢12名で活発な話し合いが行われました。それぞれの自己紹介の後、GCI ScholarsのGlocal Projectの報告やアドバイス、またメンターの方々のHarvard Business School時代の話など様々な話題が飛び交いました。瀧川さんは現在、学校のコンピューター部の部長を務めているほか、バナナの皮でプラスチックを作る研究をしたりアメリカのサマースクールに参加したりと日々多忙な生活を送っているそうです。GCI Scholarsは海外大学または大学院への進学に関心が強く、今後もYGCで全面的にサポートしていきたいと思います。