IELTS 公式は、2026年夏を目処に日本国内の IELTS ペーパー版(IELTS on Paper)を段階的に終了し、IELTS コンピューター版(IELTS on Computer)へ一本化すると発表しました。
IELTS とは
海外大学への進学や英語圏への移住を目指す方に世界中で広く利用されている英語試験のひとつが、IELTS(International English Language Testing System)です。IELTS には「アカデミック・モジュール」と「ジェネラル・トレーニング・モジュール」の2種類があり、いずれもリスニング・リーディング・ライティング・スピーキング の4技能を測定します。海外進学を目指す場合は「アカデミック・モジュール」を受験します。
日本国内の IELTS はコンピューター版へ移行
日本国内では、従来の紙による試験形式である IELTS ペーパー版が段階的に終了し、コンピューターを使用した IELTS コンピューター版(CBT:Computer-Based Testing)へ移行することが発表されました。今回の変更は世界的な方針に準ずるもので、公式試験実施機関が日本国内で提供するすべての IELTS ペーパー版試験に適用されます。テスト形式の移行時期として、具体的には、東京都・大阪府の試験会場では2026年8月の試験をもって、それ以外の道府県においては2026年6月の試験をもって、IELTS ペーパー版の実施が終了となります。
コンピューター版になっても試験内容は変わらない
「コンピューター版」と聞くと試験そのものが大きく変わるように感じるかもしれませんが、以前から東京・名古屋・大阪・京都の公式テストセンターでは IELTS コンピューター版が実施されています。また、基本的な試験構成にも違いはありません。リスニング、リーディング、ライティングのテストはコンピューター上で実施され、スピーキングテストは従来と同様に試験官との対面形式で行われます。試験内容、採点基準、試験時間、成績証明書についても従来のペーパー版と同一であり、これまでと同様に進学や移住申請などに利用することが可能です。
受験を考えている方は最新情報の確認を
これから IELTS の受験を検討している場合は、受験形式の変化を早めに把握しておくことが大切です。特にペーパー版での受験を希望している場合は、地域によって最終実施時期が異なるため注意が必要です。各試験会場における詳細な日程や申込情報については、今後、各試験実施団体の公式ウェブサイト等で順次案内される予定です。受験の際は必ず最新情報を確認するようにしましょう。
British Council: IELTS on Paper (IELTSペーパー版)に関する重要なお知らせ 参照日:2026年4月10日